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聖栄陶器について
ご挨拶
『聖栄陶器』は、焼き物の原料となる粘土「陶土」メーカーとしてスタートいたしました。陶土は、焼き物を作るのに適した天然の石、陶石を粉末して作られます。
私は、子供の頃、この陶石を粉砕する水車の音を子守唄に育ちました。私の焼き物の原点はここにあります。
『聖栄陶器』は、その後、生地作り、陶磁器の製造にも進出し、分業化が主流のこの肥前と呼ばれる長崎・佐賀において、陶土・生地作り・窯元を自社で行える一貫生産体制を確立してまいりました。400年という長い歴史をもつ肥前の窯の中で、『聖栄陶器』はわずか40数年の歴史ですが、より良いものを、より安く、お客様のニーズと志向にあったものをいち早く皆様に届ける事をモットーに日々努力しております。
お客様のライフスタイルの中で、『聖栄陶器』の焼き物が少しでも華を添える事が出来れば幸いと思います。
代表取締役 木下 勇
会社概要
社名 | 聖栄陶器有限会社 |
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代表者 | 代表取締役 木下 勇 |
所在地 | 〒859-3615 長崎県東彼杵郡川棚町下組郷2016-1 |
電話 | 0956-82-2530(代) |
SHOZANN@po.saganet.ne.jp | |
設立年月日 | 昭和44年12月9日 |
資本金 | 3000万円 |
業務内容 | 家庭用厨房用陶磁器の製造及びタイル製造 |
関連企業名 | 有限会社木下陶土 (昭和23年創立 陶土及び釉薬製造業) |
主要取引先 | 西海陶器(株)、西日本陶器(株)、(有)大貴セラミックス、シャディ(株)、奥川陶器(株)、(株)浜陶 |
マップ
会社沿革
昭和23年 | 木下陶土創立。 |
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昭和44年12月 | 故木下兼市により長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷 2218-1 にて聖栄陶器有限会社を創立。 |
昭和47年8月 | 本店を長崎県東彼杵郡川棚町百津郷 364-156 に移転。 |
昭和54年12月 | 本店を現在地、長崎県東彼杵郡川棚町下組郷 2016-1 に移転。 |
昭和55年 | 陶土・生地作り・絵付け・焼成の一貫生産体制を確立すべく本焼用トンネルキルン、全自動成形機、パッド印刷機など多数の製造機器の導入を開始。 |
平成元年7月 | 製品倉庫を建設。 |
平成2年8月 | 生地倉庫を建設。 |
平成3年9月 | デザイン用コンピュータ・システム導入。 |
平成4年5月 | 絵具・デザイン室建設。 |
平成8年6月 | 代表取締役木下兼市の退任により、後任に木下勇が就任する。 |
制作行程
1. 陶土
天草諸島の下島で採掘される陶石を砕いて粉末にし、徹底した品質管理のもとで、成形しやすく、かつ焼き縮みの少ない良質の粘土を製造します。これが焼き上がりが白く透明感のある美しい焼き物のもとになります。
2. 成形
自動制御の成形機の型に粘土を入れ、圧縮と回転を利用し、コテで粘土を伸ばして、器の形に成形します。次に、不要な部分を削り、生地が完成します。切れ・割れ・歪みの確認は、スタッフの眼で行います。
3. 素焼き
下絵や釉薬を塗りやすくするため、生地を約900℃、26時間焼きます。素焼き後、スタッフが、切れ・割れ・歪みを点検します。
4. 下絵・釉薬
特殊な印刷機で、生地の外側と内側の絵付けを行った後、釉薬を塗ります。下絵や釉薬が正確に塗られているかどうか、スタッフが確認します。
5. 焼成
生地を窯内に積み重ねて収納し、約1300℃の高温にて焼成します。釉薬は溶けて、表面に薄いガラス質の膜を作り、美しい焼き物となります。最後に必要な部分を磨き、作業が完了します。
6. 検品
熟練スタッフが、切れ・割れ・歪み・絵付けのずれの最終検査を行い、出荷されます。